毎日、お疲れ様です!
薬剤師SALONです!
薬剤師として転職を考えているあなた。
仕事に慣れてきたものの、「このままでいいのか?」「年収を上げたい」「もっと成長できる環境に行きたい」といった悩みが浮かんでいるのではないでしょうか?
転職を考えるとき、期待と不安が入り混じるのは当然です。
環境を変えることで成長したいと思う反面、うまくいくか不安もあるでしょう。
転職はキャリアの転機であり、成功させるためにはしっかりとした準備が必要です。
本記事では、
なぜ、転職を考えるのか?
という部分を解説します。
なぜ、転職を考えるのか?
まずは、なぜ転職したいのか。
その理由を具体的に書き出してみましょう。
これらのことを明確にすることで、どのような状況・環境を改善すべきか見えてくるため、あなたにとっての理想の転職像が見えてきます。
転職したいと漠然と考えるのではなく、自分がなぜ転職したいのかを考えましょう。
細かく分析することで、現職でも対策や改善の可能性も見えてきますし、転職をする際も、どのような条件に着目するかも明確になり、転職活動がしやすくなります。
とにかく自己分析を徹底する
そして、同時に行うべきは、自己分析です。
これは転職成功の鍵となる重要なステップです。
一旦現在の職場や現実に配慮せず、以下の点について深く考えてみましょう。
現在の仕事の何に満足し、何に不満を感じているのか?
給与
- そもそも給与が低い。
- 現在の給与には満足しているものの、勤続年数による給与の伸びに上限があり、長期的な給与アップが見込みにくいという不満がある方もいます。
- 逆に、給与が高いが、労働内容もそれに伴って多くなり、給与が低くなっても良いので労働環境を改善したいという方もいます。
長時間労働
- 労働時間で不満や悩みを抱える薬剤師は意外と多いです。
- 定時で上がれる職場もあるものの割合としては多くなく、在宅業務が多い職場になると残業時間はさらに多くなる傾向にあります。
- また、会社の規模問わずサービス残業が常態化している会社も少なくありません。
- 時短勤務をされている方でも残業を余儀なくされている方もいるため、限界が来る前に転職等を検討することも重要です。
人間関係
- 薬剤師の業務は限られた人数で業務を行うことが多く、人間関係がギスギスすることがあり、ストレスを感じることが多いです。
- このような環境では、業務負担が増えるだけでなく、精神的な負担も大きくなります。
- 逆に、職場に良い人が多く人間関係は良好だが、給与が低く昇給も見込めず転職を悩んでいる方もいます。
業務量
- 人によって仕事の処理能力が変わります。
- 自分ばかりに仕事が集まり、休む間もなく働き、毎日疲弊している方も少なくありません。
- その中で、教育や研修、認定薬剤師の維持や日々の勉強、社内システムの把握等、やることが多く手に負えていない方もいます。
休日、有給休暇
- 有給休暇については、取得できている方が多い印象ですが、中には全く取れていない方や、週6日勤務になっている方もいます。
- 自分が休みをどの程度重要視するかで働き方の選択も変わってきます。
教育・研修
- 教育や研修面で不安を感じる方も多いです。
- 教育・研修が整っているのは、新入社員で大手企業に入社した方が一番恩恵を受けられます。
- 小さい会社は研修制度がなかったり、そもそも教えられる余裕がない会社もあります。
- また、会社の規模問わず転職組や中途採用は基本即戦力を求められるため、研修や教育を設けられていないがないことがほとんどです。
- その会社独自のシステムやルールについては研修があるものの、それ以外はその方次第という会社が多いです。
- 転職で教育や研修を求めるのは効率的とは言えません。
どのような環境で働きたいのか?
①自分の理想を考える
まずは、どのような環境で働きたいか、一番の理想を考えます。
それが現実的でも非現実的でも、何が自分の理想なのかを考えます。
給与は年収600万円以上、勤務地は渋谷駅近辺、駅徒歩5分以内、残業なし、土日祝日休み、年間休日120日以上、在宅多め、外来少なめ、無菌調剤、管理薬剤師やりたくない、etc…
②優先順位をつける
①で考えた理想の中で、どれが最も優先順位が高いか、譲れないかを考えます。
できるだけ数字を用いて、なぜその数字になったのか、全てに自分なりの明確な理由を書き出しましょう。
理由が「なんとなく」のものは、おそらく周りに影響をされているだけのものであったり、特に重要ではないことが多いです。
まずは、自分の生活ややりたいこと、仕事での成し遂げたいことを明確にして、何にどのくらいお金がかかっているのか、時間をかけたいのか、曜日は重要なのか、エリアは重要なのか、人生でやりたいことのうち今しかできないことは何か、など、ご自身と向き合ってください。
これは1日だけでまとめられるものではありません。
1〜2ヶ月、あるいは一生をかけて常に考えながら生きると良いでしょう。
③実際の市場調査をする
②で考えた優先順位をもとに、市場調査をします。
求人検索をするもよし、転職エージェントを活用するもよしです。
その際に、これまでより求人を探しやすくなるはずです。
ご自身で求人を探すのはあまり効率がよくないですが、時間に余裕があったり、転職時期を明確に決めておらずいいところがあれば転職するという方には良いです。
また、転職エージェントは未公開求人を多く持っていたり、転職のプロでもあります。
そのため、希望の条件やご自身の性格や特性を踏まえた上で、求人を提案してくれたり、現在の市場感を教えてくれたりと、とても効率の良い転職活動ができます。
タイパ(タイムパフォーマンス)や効率を重視される方は、転職エージェントを活用するとよいでしょう。
自分の強みと弱みは何か?
自分の強みと弱みも整理しましょう。
自分の特性を理解することで、より今後の仕事を選びやすくなります。
強みを活かした転職をしたり、弱みを理解した上での決意もできるようになります。
その前に、「自分の強みなんてわからないよ」という方もいるでしょう。
以下に自分の強みと弱みの見つけ方の例を記載します。
強みの見つけ方
自己分析
自分の過去の経験や成功体験を振り返り、自分がどのようなスキルや特性を発揮したかを考えます。
成功体験からは、自分の強みを洗い出すことができます。
他者からのフィードバック
同僚や友人、家族に自分の強みについて尋ねることで、自己認識を深めることができます。
他者から見た自分の特性は、自分では気づかない強みを明らかにすることがあります。
職務に関連するスキル
志望企業が求めるスキルや人物像に基づいて、自分の強みを選ぶことが重要です。
業種や職種を問わず活かせるスキルや専門的なスキルを考慮しましょう。
弱みの見つけ方
自己認識
自分が苦手だと感じることや過去の失敗体験から弱みを見つけます。
失敗から学んだ教訓は、今後の成長につながります。
業務に影響しない範囲で選ぶ
転職先で業務に支障を与えない弱みを選ぶことが大切です。
例えば、「人と話すのが苦手」といった弱みは営業職には不適切です。
強みの裏返し
強みと弱みは表裏一体です。
例えば、「行動力がある」という強みは、「考える前に動いてしまう」という弱みにもつながります。
このように、強みから逆算して弱みを考えることも有効です。
5年後、10年後どのようなキャリアを築きたいか?
自分が5年後、10年後にどんな自分になっていたいかを考え、目標を見つけることが重要です。
そうすることで、そこから逆算して今何をしなければいけないかがわかります。
薬剤師としての5年後、10年後のキャリアを考える際には、専門性の向上、職場での役割、そしてプライベートとのバランスを考慮することが重要です。
「そんな先の未来なんて想像できないよ」
という方がほとんどだと思います。
まずは、半年後、1年後を想像してみましょう。
- 今のまま変わらず頑張っている姿でしょうか?
- もう少し専門性が上がっているでしょうか?
- 資格取得に向けて動き出しているでしょうか?
- 社内でのキャリアアップに向けて動いているでしょうか?
- すでに別の職場に変わっているでしょうか?
- 結婚して住んでいるところも変わっているかもしれません。
- 彼氏や彼女、パートナーが変わっているかもしれません。
- 新しい趣味に出会って、新しい友人もできているかもしれません。
具体的な自分の未来を想像してください。
それがいつまでに達成したいのか。
達成するにはいつまでに動き出さないといけないのか。
考えてみましょう。
今の段階では、半年や1年先の未来を考えるだけでも大変だと思います。
常に、自分がどうなりたいのか、どういう立場や役職になりたいのかを考え続け、未来を描きましょう。
目標が明確であればあるほど、より早く達成し、さらに違った素敵な未来を歩みやすくなります。
慣れてきたら、5年後、10年後を考えます。
キャリアもプライベートも両方考えることが重要です。
プライベートでもキャリアでも想像しやすい方から考えてみましょう。
それをもとに、逆算して今どのように動くかを考えましょう。
まとめ
このブログでは、薬剤師の初めての転職について、以下の重要なポイントを解説しました。
- 転職を考える理由を明確にする
今日の仕事へ欠陥満点を洗い出す、将来のビジョンを描く、転職で得たいものを明確にする - 徹底的な自己分析をする
現在の仕事の満足点と不満点、理想の働き環境、自分の強みと弱み、長期的なキャリアビジョン - 具体的な不満や課題の分析
給与、労働時間、人間関係、業務量、休日・有給休暇、教育・研修など - 理想の働き方を考える
理想とする働き方を考え、それをもとに優先順位をつける - 自分の強みと弱みの見つけ方
自己分析、他者からのフィードバック、関連スキルの評価 - 将来のビジョンを描く
短期的な目標から始め、徐々に長期的なビジョンを描く。キャリアとプライベートのバランスを考慮する
転職は、あなたのキャリアを飛躍させるチャンスです。
焦らず、しっかりと自分自身と向き合い、理想の未来に向かって一歩一歩進んでいきましょう。
転職エージェントを活用したりや市場調査をすることで、効率的な転職活動が可能になります。
しっかりと準備を整え、理想のキャリアを手に入れましょう!
薬剤師SALONではこうしたキャリアや仕事に関する相談や認定資格のサポートも行っています。
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